解体工事の費用を安く抑えるコツとは？解体業者探しのポイントを解説

解体工事の費用は決して安くない金額です。
ましてや解体工事を業者に依頼するなんて、一般の方であれば人生で何度も経験するものではないでしょう。

出来れば少しでも安く費用を抑えたいと思うのは、このサイトをご覧頂いている方であれば皆さん同じ思いかもしれません。
そこで、今回は解体工事の費用を少しでも安くするため自分でできることや、解体業者を探す際のポイントについてご紹介します。

空き家などの解体を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

解体工事の費用を抑えるための基本的な考え方

少しでも解体費用を安くするためには、基本となる考え方やコツがあります。

それらの基本的な考え方に沿って忠実に行動することで、金額的に納得のいく業者を選びやすくなります。

普段から抱えている疑問や不安を払拭させるためにも、基本は押さえておく必要があるでしょう。

複数社の見積りを比較する

まず、解体工事の費用を抑えるための基本として、複数の業者の見積りを比較することです。
これについては解体工事の依頼が初めての方でも思いつく方法ではないでしょうか？

もし1社だけに見積りを依頼した場合、その金額が適切な金額なのかどうか判断がつかないでしょう。
また、工事の進め方についても正しい方法なのかどうか判断することは難しいと思います。

解体工事の費用は、高すぎてもいけませんが、安いからといって簡単に業者を決めてしまうことも危険です。
費用があまりにも安すぎる場合は、違法工事や不法投棄をする可能性があるためです。

適正価格を調べるためにも、複数の相見積りを取って比較・検討するようにしましょう。

だからといって、10社からも見積りをとる必要はありません。
3社程度見積りを取ることで、おおよその費用感を確認することができます。

その中で安くて質の良い工事をしてくれそうな業者を選ぶことがポイントです。

解体時期を選ぶ

解体工事の費用を安く抑える基本的な考え方として、解体工事の時期を考えることも重要なポイントです。

解体業者には、引越し業者と同じように繁忙期という時期が存在します。

この繁忙期に依頼することになると、当然忙しい時期なわけですから費用は高くなります。
逆に繁忙期を避け、閑散期を狙って発注すると費用を下げられるわけです。

解体業者にも繁忙期は一般的に年末の12月から年度末の3月にかけては忙しくなる傾向にあります。
この時期は公共工事の仕事が増えることもあって、解体工事を依頼してもなかなか取り合ってもらえない可能性もあります。

そのため、年度が明けた4月以降に解体工事の依頼をすると安く抑えられる可能性があります。

特に6月〜9月にかけては閑散期とまでいかないにしても、繁忙期よりは仕事が少なくなる時期だと言われています。

ですので、この6月〜9月が狙い目の時期と言えるでしょう。

閑散期に工事を依頼すると比較的価格交渉にも応じてもらえますし、余裕を持ったスケジュールを組んでくれる可能性も出てきます。

解体工事は天候に左右されやすいため、雪がたくさん降る地域では12月〜3月にかけての冬場の依頼には注意が必要です。
雪が積もってしまうとなかなか工事が進まないことがあり、予定していたスケジュールから大幅に遅れることがあるためです。

いずれにしても、建物の解体を検討する場合は余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
依頼から実際の工事開始まで1ヶ月〜2ヶ月程度かかることもあるので、前もって連絡を入れておくことが大切です。

解体業者をしっかり選ぶ

解体工事費用を安く抑えるためには、解体業者をしっかり選ぶことも大切です。
解体業者をしっかり選ぶというのは、信頼できる業者であるかどうかということ。

業者のホームページなどを確認して、所在地や工事実績、サポート体制がしっかりしているか、などは最低限把握しておくべきでしょう。
特に所在地に関して、オフィスビルではなくマンションの一室などを利用している業者には注意しましょう。

また、解体実績と合わせて、お客様の声やユーザー満足度などが記載されている場合は同じように確認することが有効です。お客様の声を確認することで、工事のイメージをしやすくなります。

お問い合わせから見積もり提示にいたるまで、適切なコミュニケーションを取ることができているか、わからないことを質問した時にきちんと回答してくれるかといった部分もしっかりと確認しておきましょう。

総合的に見て信頼できると感じる業者であれば、工事を依頼しても問題ありません。

↓解体業者の選び方のコツについては下記の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。